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サリーのきもち。

29歳独女サラリーマンの、日々のうんぬん。

あなたは敬語と上手に付き合えていますか?わたしは、まったくダメです。

相手との距離を感じるから、嫌いだった敬語(学生編)

サリーは敬語の使えないイタイやつだった。

学生時代は特に。

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先輩と、すごく仲良くなりたかった。

お門違いに、ラブを持て余していた。

彼女たちにお近づきになるには、敬語はすごく距離を感じることばだった。

だから、敬語を使うということは、

私にとって、お近づきになる匙を投げることを意味した。

みんなが先輩たちに敬語を使っているのに、

私だけ、使わないでまかり通れれば

まわりからみても、特別な後輩に見える気がした。

だから、あえてそこにチャレンジしにいった。 

 

結果、サリーはよくわからない馴れ馴れしいやつなので、

一握りのやさしい人だけ、仲良くしてくれた。

あとの人からは、生意気だとか、よくわからない奴だとか思われて

どこか距離を置かれた。

当然だw。

 

 

まぁようは、コミュニケーションが超絶へたくそだったのだ。

 

 

 

社会人になっても微妙に懲りない。

なんとなくうまくいかない経験を積んだ私は、

社会人になるころ、

「ゴタゴタ言わず、ただ盲目的に敬語を使いなさい」と

自分に命じた。

さすがに社会に出てからはヤバイだろうと自分でも思ったから。

なので、はじめのころは、すごく気をつけていた記憶がある。

 

でも、数年経って、ふと気が付くと

偉い人たちにもほぼタメ口をきくキャラが成り立っていた。

 

サリーは敬語使わなくても許されるキャラとして確立していると人から言われた。

(ほんとかな…)

 

 

学生のころと違うのは、

導入はさすがに、敬語を使った。

でも、言葉はそうでも、

態度は、距離の取り方は、

相変わらず唐突な場合もあったかもしれない。

すぐズカズカと相手のテリトリーに入ろうとする。

 

言葉が敬語でスタートできるだけ、

ちょっとはマシになった程度。

 

あと、

嫌いな敬語を攻略するにあたり、

すこし距離を縮めたあとに使う

「中途半端敬語」を使えるようになってきた。

語尾は敬語だけど、途中は微妙にタメ口が混ざるような。

微妙なグラデーションをカマせるようになってきた。

そんなゼロイチじゃないコミュニケーションが

できるようになってきたら、

ゴールは必ずしもタメ口じゃなくてよくなった。

中途半端敬語で、十分相手との距離は縮められるとわかって、

気持ちも楽になった。

 

 

だけど、、、

 

 

中途半端敬語の落とし穴

私がだいぶ先輩になってきたころ、

新卒の子が、まだそんなに話したことないのに

突然中途半端敬語を使ってきた。

私にだけでなく、部長にも使っている。

 

正直、ん?とひっかかった。

でも私は、こと敬語に関して

人にどうこう言える立場では完全にない。

むしろ年下が多少フランクでも、

私だけは、気にしないでいるポジションで

いなければならないくらいに思っている。

だから、引っかかることすら、自分にとっては悔しいことだ。

 

そんな彼に対して、私はなにも言わない。

にこやかに対応する。

でも腹の中では、違和感を抱えているのだ。

 

私が若い頃も、

みんながにこやかにしてくれて、

そうして自分が気付かなかっただけで、

まかり通ってると誤解して、

やってきたケースも多くあったんじゃないか。

 

 

過ぎたことはしょーがないが、

今尚活きる教訓はある。

やっぱり相手に対しては、

スロースタート、できるだけ丁寧に、

いける?と思っても、慎重に、慎重に動く、

それが無難なのだ。

 

 

そうして私は不器用に、

人の数倍の時間をかけて、

人との距離の取り方について

学んでいる。

 

 

知り合いたての人間たちは、相手を警戒している

だんだんとわかってきたこと。

人はまず、はじめての人の前には、鎧を着てから立つ。

まだよくわかんないやつだから。

面倒なやつかもしれないし

危険なやつかもしれないから。

 

 

相手が、

「あ、この人は敵じゃないんだな」って、鎧を脱ぐところが

すべての試合のはじまりだ。

 

鎧の上から、ラブ攻撃したり、私のこと特別に扱って!なんて、

なんっにも効き目がない。

むしろ鎧がカンカン鳴るだけで

ただのやかましいやつだ。

 

 

鎧を脱いでもらうためには、

・相手に敬意を示すこと

ただこの一点である。

 

 

まだまだ学び中のサリーだけれど

そうした観点で色々なことを気をつけている。

敬語を使うのもそうだけど

サラダとってあげたり

席譲ったり

髪の色ほめたり

できるだけ、する。

そんなの当たり前かもしれないけど、

こまかーいことを、さぼらずに、する。

 

あなたに関心があります、

あなたにやさしくします、という

態度を、ふんわりと出す。

 

まず、「この人は敵じゃない」って思ってもらうことに

全力を注ぐのである。

 

そうして鎧を脱いでもらえたら、

やっと、

本当のコミュニケーションを

始められるのだ。

 

 

ラブじゃないときは、距離を置く言葉として便利

すこし話がそれるけれど、

年を重ねるとめんどくさがりになっていって、

誰もかれもお近づきになりたいとも思わないし、

なんだか面倒そうだから、距離を置いておこう。という人もいる。

 

そんなとき、敬語は便利だ。

どんなに相手が慣れ慣れしくしてきても、

こちらが敬語を使い続ければ、

「こちらからは近づきませんよ」オーラを出すことができる。

 

だから、敬語が持つ力はやっぱり

「敬意」と「距離」っていう、2軸なんだろう。

 

 

 

敬語使いについて、次のステージを迎えつつある

年下にも必ず敬語を使い続けたり、

部下も必ず「さん付け」で呼び続けたり、

そんな品のある大人に憧れる。

 

こんな下っ端の私にすら

上品に敬意を払ってくださる、

なんて人格者だ(うっとりためいき)。

となる。

 

私はまだそのレベルに到達していない。

年下には、ついすぐ姉御キャラを発揮してしまう。

キャラが違うからいつまでも到達できないかもしれない。

敬語を使うだけで、うっとりためいき人格者になれるというのに。

ことばをコントロールするというのは

思うよりずっと難しい。

 

 

 

今まで、敬語についての悩みは、

「年上に対して」だけだった。

自分が若かったから。

 

でもこれからは、自分の年齢が上がっていくし、

社会における上下関係が、年齢に比例しない複雑さが増していく。

結局のところ、誰にでも敬語使っておくのは安パイではある。

 

でも明らかな可愛い年下に向けてまで

ずっと敬語を貫こうとすると

どこか寂しさを感じてしまうのは

私の悪いくせなのかなぁ。

ラブなだけなのに・・・ 

 (ふり出しに戻る(´・ω・`))