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サリーのきもち。

29歳独女サラリーマンの、日々のうんぬん。

大好きな飲食業界。でもそこは、明らかにゆがんでる。

徒然論

私は、「飲食業」という業態が好きだ。

中でも、お酒を出すところ。

 

学生時代のアルバイトは、もっぱら飲食店のホールだった。

居酒屋、アジアンダイニング、カジュアルフレンチ、などなど。

 

もちろん、プライベートでも、外食は大好きだ。

 

 

気のおけない仲間と、美味しい料理を囲み、お酒を飲んで、楽しく過ごす。

カウンターバーで、バーテンダーの息遣いを感じながら、しっくりと、落ち着いて過ごす。

その店でしか会わない常連同士で、他愛もない話をしながら、つまみを分け合う。

 

 

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うん、飲食店には夢がある。

「食べる」とは、「生きる」ことだからだと思う。

「生きる」という行為を、人と分かち合う場所。

すごく大きな価値があると思う。

 

 

でも、その大好きな場所において、残念なことがふたつある。

 

ひとつは大きな話で、この業界における、

儲からなさ。(特に個人店)

 

たとえば、

学生時代にアルバイトをした店で、

今なお生き残っているお店は、ひとつもない。

すべて、潰れてしまった。

 

中には、人気だったお店もあった。

 

いま、友人たちに、その店の名前を言えば、

「あー!あったよね!好きだった好きだった!え?もうないの?」

との返しをもらうのはザラだ。

 

どんなに価値があって、みんな日頃お世話になっている業界でも、

お金が稼げない構造になっている。

顧客が、安くていいもの(提供者を圧迫するもの)に慣れてしまった。

 

 

もうひとつは、

横柄なお客さんがいること。

混んでいるのが見えているのに、やたらと急かす客。

なぜか店員さんには偉そうなタメ口を使う客。

「お客様は神様」を、はき違えている。

 

 

 

そんなことを、昔からぼんやり考えていた。

そうしたら最近、知人がシェアしていた、このブログ記事に出会った。

d.hatena.ne.jp

 

飲食業は儲からない。チェーン店オペレーションの統一や集中購買、セントラルキッチンなどの血のにじむような努力をしても大赤字を出してるニュースを見てるだろう。

そんな中、ちょっと気の利いた個人店なんぞ儲かりまくるわけがないのだ。すべてはオーナーに別の金の儲け口から金入れながらやってるとか、美味い物が好きとか、オーナーシェフがやっぱりお店を起点にしてお客さんが喜んで欲しいからがんばってやってることが殆ど。
我々ひとりが払う食事代でお店が黒字転換するほどのインパクトがあるわけでもないわけだから、その上、必要以上の心地よい対応を無理強いするなんぞは傲慢が過ぎる。
しかし残念なことに飲食店で驚くほどこの手の振る舞いをする人は多い。

 

そう、そう、

そうなんだ。

 

さっきのふたつのことが、この記事を読んで繋がった。

 

そもそも、私たちは、

店のスタッフの教育が行き届き、オペレーションが隅まで整然とまわり、

高いレベルのサービスが実現されるほどの、お金を払っていないのだ。

 

顧客の期待値ばかりが上がり、その要求がアタリマエのようになってしまった、

ゆがみのある業態。

 

オーナーの信念だけで耐えている、そんな業態に未来はない。

健全にお金がめぐり、ビジネスとして成立しないと、みんな幸せになれない。

 

 

 

繰り返しになるけれど、

飲食店って、

生きるを分かち合う、生きるを楽しむ、ハッピーな場所だと思うんだ。

 

私にできることは、今のところ、いいお客でいることだけだ。

儲かる仕組みが、イノベーションが、あるといいんだけどなぁ。