サリーのきもち。

29歳独女サラリーマンの、日々のうんぬん。

7年前、当時22歳の私が書いた、生き方についての日記が、いじらしい。

社会人1年生のときにmixiにあげた日記を、読んだ。

 

その頃の私より、今の私の方が、自由だと思った。

思った理由は、あとに書くことにして、
まず今日は、その日記だけ、こちらに再掲することにする。

 

あのころの私は、

ハッピー野郎で、ぼんやりとくすぶっている。

 

 

人生って面白いなぁ。

 

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2010年9月6日
まとまりのない 生き方 のはなし。

 

つくづく自分はオメデタイヤツだとおもう。
の話。

たとえば
過去を振り返っても、

辛かったこととか後悔してることとか
それなりにたくさんある筈だけど

本気であまり思い出せないし


何かあったかなと思い巡らせて
見つけても、思い出すのは
私の涙を受け止めてくれた
周りの人のやさしさ。

結局
トータルで
幸せなことに溢れていたと
心から思える。

過去を美化する才能はピカイチなんだ。たぶん。

 


現状についても

仕事どう?
学生は休みが多くて羨ましい?
残業多くて大変そうだね?

etc etc 色んな人に言われるけど

しごと楽しいよ。
まいにち楽しいよ。

と、大抵答える。
本心。


あたしは職場の人々に認められるために
仕事をしているので
(その姿勢が正しいとは思わないけど)

些細なことを褒められただけで
過剰にほくほくするし
ちょっと期待をかけられただけで
絶対に応えようとおもうし

ちょっとしたことが
すぐ
ちょっとしたやりがいになれる
そういうところも、
オメデタイのだと思う。


あたしはしあわせだ。
過去も、いまも。
たぶん未来も。


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ここから、

逆に言えば
の話。


あたしは、今を否定するのが苦手だ。

たとえば、大学に入りたての頃、
高校が、虹色の青春の1ページで、キラキラの思い出だったからといって、
大学がつまらないとは、たとえ比較上感じたとしても
絶対に言いたくなかった。

それは、今 を自分の力で楽しくできない自分が
格好悪いと思ってしまうから。
まわりの環境のせいになんかしたくなかった。

だから何事も辞めるのは苦手。
習い事も
部活も
バイトも
長いこと続く。

何かから
逃げた、とか
根性なし、とか
思われたくも
自分で思いたくも、ない。から。

このへん
プライド高くて
負けず嫌い。


でもこれって、

今の自分が、本当にすべきことをしてるのか?
今の環境が、本当にいるべき場所なのか?

こういうことを考えて
一歩踏み出す勇気、みたいの、
あたしには
無いってこと。

上辺の格好付けではなくて
本質を見抜く力、みたいの、
あたしには
無いってこと。


仕事1年目なんて、楽しくなくても当たり前だし、
もう辞めたい、とか
言ってる人やまほどいるけど、


自分がしたいことはこれではないと
いるべき場所はここではないと
きちんと向き合って
すっぱりと新しいことに賭ける

これは素晴らしい勇気。

 

あたしにとって特別なもの

芝居
きちんとやらなかったけど
ダンスも好きだし

ステージに立つことが心から好き。

何かをデザインすること
センスが問われること

創り出すこと

選び取って組み合わせること
ファッション
インテリア

カフェとか、一からプロデュースしてみたい


やりたいことなんて
腐るほどあって

でもあたしは
クリエイティブな生き方や
表現者になることは
しなかった。


今の生活になんの悩みも無いし
具体的に何かに迷ってるわけでも無い
これは本当で
つらつら書いてきたことの結論も出てる


ただ、何かに心を動かされて
不安定になるとぼんやりよぎる

いまを幸せと感じる才能
逆に言えば
いまを否定する勇気のなさ

あたしは臆病だったかな、と
リスクを負うのが全て格好良い訳ではないけど


今を肯定する力と
今を否定する力と

 

さて?

 

皆さんはどういう生き方をしてますか?