サリーのきもち。

29歳独女サラリーマンの、日々のうんぬん。

困ってる外国人に声をかけない日本人は、冷たいんじゃなくてカンペキな英語を目指しちゃうから。

と、思ったんですよね〜。サリーです。

 

ちょっとしたポッとした留学から帰国したばかりのころ。


One day、下北沢駅井の頭線切符券売機前で、
観光客と思わるる女性が2名、まごついていた。

 

このときまで、外国人に道を聞かれたら答えることはあれど、
自分から、「May I help you?」なんて声をかけたことなんてなかった。

 

でも、このときの私は違った。(`・ω・´)キラン

ふたつのことが、頭をよぎった。

 

ひとつは、せっかく英語勉強して帰ってきたんだから
(ぜんぜん喋れるようになってないけどわーん)
チャレンジしてみようと思った。

 

もうひとつは、自分が外国行くと。

ちょっと道で地図開いてただけで、けっこうみんな声かけてくれて、
あーもう人類皆兄弟(泣) とか思ったりするので。

外国の人はやさしくしてくれるんだから、私もしないと!と思った。

 

 

さて、声をかけたところ。

結論として、大した英語は必要なかった。

 

彼女たちは、券売機の上にある、路線図の「渋谷」を指差し、
渋谷に行きたいのだと表明してくれたので、

お金を受け取り、渋谷までの切符を、2枚買ってあげた。
嬉しそうにお礼を言って去っていった。

いじょ。

 

 こんなの、声かけるドキドキ、ひとつも必要なかったやーん!(ToT)
ってなった。

 

 

この体験は、大きな学びとなった。

「困ってるぽい外国人観光客には、積極的に声をかけよ。」

 

〈りゆう〉

・ 私たちは、彼らが困っていることの解決策を凡そ知っている。
  それらは、日本にふつうに暮らしてたら当たり前のことたちが多いから。
   ・切符の買い方
   ・地図の見方、通りの名前
   ・どこに何が売っているか etc

・ それらは、ジェスチャーとか単語で、どうとでもけっこう伝わるので、
  高度な英語力は不要。

・ 声をかけてみたはいいが、何に困っているかが推察通りではなくて、
  解決策がわからなかった場合は、
  自分がそのへんの人に日本語で代わりに聞いてあげればOK 

・ 声をかけてみたはいいが、何に困っているのかも理解できなかったら、
  ごめんねわかんないやで丁寧に謝って立ち去ればOK

 

 

「声をかけたはいいけど、英語わかんないし英語しゃべれないしで
役に立てないと悪いからやめよ〜。そうなったらなんか恥ずかしいしー(´ε` )

が、一番多いパターンなんじゃないかしらっ!

 

 

が、思うに。

案外、どうにかなる。
だって私たちは毎日日本で暮らし、日本の生活についてよく知っているから。

もし、どうにかならなかったら、それはそれでごめんねでいいのだ。

 

 

じゃぽねーぜは、なぜか、「カンペキな英語」を目指すから
ゼロか10かになっちゃうですよね。
シン・ゴジラ石原さとみの英語がひどい!」ってニュースがはびこった時も、
「そもそも発音だのそんなことで騒ぐ、日本のカンペキ英語主義が、
 日本の英語力低下を招いている!」という論旨の後追いニュースに
大サンセーでした。

 

 

まあ、そんなはなし。

 

気が向いたら、道ばたのコマッタコマッタな外国人観光客の方々は
声をかけてあげてくださいませ。

 

しーゆー。