サリーのきもち。

29歳独女サラリーマンの、日々のうんぬん。

わかりやすい奴は仲間がふえる。わかりづらい奴は異性にモテる。

現在検証中の仮説です。

 

1,わかりやすい奴は仲間がふえる。

 

人って、わかりやすい人相手には、安心すると思うのです。

何を考えているか、であったり。
今、どういう気持ちなのか。
嬉しいのか。怒っているのか。
それがわかりやすいと、その人相手には、安心できる。


だから、サリーは、

「わかりやすく振る舞うこと」は、
「親切なこと」だと思っている。


だから、楽しかったらケラケラ笑ったり、
ちょっとイラッとした態度をとってしまったら
「おなかがすいているからです」と率直に理由を言ったり、
素直で、わかりやすくいようと思っている。

だって、「何考えているかわかんないやつ」とか、
「昨日言ってたことと、今日言ってることがちがうやつ」とか、
「何しても表情が変わらないやつ」でいてしまうと、

ちょっと、不安にさせてしまうから。

「わかんない」ということは、
「不安」になるのである。

 

 

 

ひとつ、エピソードがあります。

 

サリーは就職難の時期に就活をし、ひどく苦労した。
最終面接までは進んでも、そこでドンドコ落とされた。


面接がうまくいかない中、ひとつのコツに辿り着いた。

「わかりやすくいよう」

そう思ったのである。

 

 

どの会社も、「求める人物像」を公開していた。

・コミュニケーション能力が高い人
・根性がある人
・客観性がある人
・責任感の強い人

などなど。

私は、それぞれの会社が求める人物像を証明するのに
適したエピソードを語った。
どれも、嘘じゃないつもりだったけど、
器用に、それぞれでちょっとずつ変えていたら、
自分でも、自分が何者だかよくわからなくなっていった。

面接官も、「ほんとかよ」って感じだったかもしれない。
私という人間は、初対面で、よくわからない人に映ったと思う。


そんな時、思った。
面接官は、初対面で私を「どういう人物か」判断する。
能力の部分については、新卒採用の時なんてあってないようなものだから、
ほとんどは、具体的能力より「性質」の部分が着目される。

限られた時間なのだから、なるべくわかりやすい方がいい。


わからないやつは、もちろん採用できない。
わかって、やっとその時点で、採る採らないの判断ができる。


私は、あまり緊張しないタチなので、面接でもどこでも、ハキハキは話せた。
だから、見た目のまま、まずは「物怖じしない性格です」と言おうと決めた。
それであれば、態度と言っていることが、わかりやすくマッチしているから。
「うん、そうだろうね。」って、向こうも思うと思ったから。

その要領で、とにかくわかりやすい人物像であることに努めた。
そうしたら、内定が出た。

 

 

 

2,わかりづらい奴は異性にモテる。

 

対して、こっち。

 

恋のはじまりって、

「相手のことを、もっと知りたい」って思う気持ちのことらしい。

 

なのであれば、
わかった気になった時点で、

しゅーーーりょーーーー。 になってまう。

 

年を取ってくると、恋愛しづらくなるという。
きっと、経験が増えてくると、
相手のことを、「わかった気になる」ことが増えてくるのだ。

はいはい、この人こーゆータイプね。
とか思って流し目でタバコの煙を泳がすのである。

 

 

恋愛において、頻出するキーワードに
「ギャップ」がある。

 

ギャップがあると、きゅんとくる。

 

ギャップってすなわち、意外性。

わかりやすさと意外性は、言わずもがな相反する場所に位置している。

 

 

 

 

3,じゃあさじゃあさもうどっちかしか選べないわけ

 

よくいますよね。

 

お笑い芸人風で、突き抜ける明るさと、人情。
一緒にいてみんな楽しくて人気者なのに、

「ごめんね○○くんのこと、友達としか見られないの」

みたいな!

 

飲み会ではちょっと端の方にいて、
うまいことまわってくるテキーラを回避しつつ
なぜかその場でいちばん可愛い子からあとで個人LINEがきて
翌週中にはデートができちゃう
カゲのある雰囲気イケメン
とか!

 

 

このふたつの特性が同居することって無いのかなぁ。

 

検証はつづく。。。

ばいちゃ